KAATSU GLOBAL社CEOのスティーブンさんと、アメリカで活躍するリンダさん(ライフスタイルプロデューサー)が加圧トレーニングについての対談をおこないました。
【対談Youtubeはこちら】
https://www.youtube.com/watch?v=QTxjku2wceY
40分間の内容の中で、スティーブンさんがどのようにして日本発祥の加圧トレーニングに出会ったか、発明者の佐藤義昭氏に出会って13年で、やっと加圧について教えてもらい始めたことなどをお話していました。
(日本は修行中の身にはなかなかその真髄までは教えない。佐藤先生は映画ベスト・キッドのMr. Miyagi のようだと言っていたのが面白かったです!)
その中で、私が特に面白いな、すごいな、と感じたことを記載します。
まず加圧トレーニングのメソッドについてスティーブンさんから、加圧は他に類を見ないトレーニングメソッドで、その効果はただの筋トレだけではなく、血管にまでアプローチをして血管強化をしてくれるということ。
これは加圧インストラクター全員が勉強していることですが、生まれたての赤ちゃんや小さい子供などの血管はやわらかくてとても弾力性がありますが、私たち人間は年を重ねるごとにその弾力性が失われていきます。
血管が硬化していくにつれて怪我をしやすかったり、病気をしやすかったり、見た目からも老化していきます。
しかし加圧トレーニングをすることで、血管の弾力性が蘇っていきます。
これは本当に、加圧の素晴らしい効果のうちのひとつです。
次にホルモン分泌についてです。
加圧をすることにより、脳が刺激を受け、体内にさまざまなホルモンが分泌されます。
そのうちのひとつが「成長ホルモン」です。
成長ホルモンは身長を伸ばしたり、筋肉をつけたり、毛髪、皮膚、爪など古い細胞を排除して新しく生まれ変わらせ、若々しい体作りを助けてくれるもの。
ここでリンダさんは、とても興味深いお話をしてくれました。
年を重ねると口の周りに細かい(または深い)シワができてしまい、赤ワインを飲んだ時にそのシワに入り込んで色がついてしまう。でも、加圧をはじめてから、肌全体や口のまわりにハリが出て、それがなくなってとても驚いたし、うれしい!と言っていました。
これに対してスティーブンさんからも、面白い事例が。
加圧はメイクアップアーティストさんたちからも非常に人気がある。その理由として、女優さん、モデルさんなどにメイクをする際、事前に加圧をしたり、加圧しながらだと、肌にハリが出てお化粧のノリがすごく良いとのこと。
女性からすると、これだけでも加圧する意味がありますよね。
さらにスティーブンさんからは、加圧のリハビリ効果についてもお話がありました。
今やアメリカではNFL、MLBなどたくさんのアスリートが加圧を導入しています。彼らはよくケガをします。そのケガからいかに早く復帰するかが問題となります。
アスリートたちの担当医はリハビリに加圧を用いると、「過去にありえないくらいの回復の早さだ。」と非常に驚くそうです。
加圧による、血管やホルモンへのアプローチによるものですね。
本当に素晴らしいと思います。
最後にスティーブンさんは、13年前の話をしました。
当時、佐藤先生に合うために、ジムの行列に並びました。そこには強靭な体のアスリートではなく、「高齢者の方々」ばかりだったんです。彼らは自分の体の不調をどうにかしたかったんですね。
そして佐藤先生とお話をしたとき、「あなたにはあの人たちがどのように見えましたか?笑顔ですよ。」とおっしゃったと言います。
私も以前、佐藤先生が登壇された勉強会で「人の笑顔は自分の幸せ。」とおっしゃっていたのを思い出しました。
人を健康で幸せにすることが、ご自身の使命だと感じているのかもしれません。